結婚記念日とかお誕生日とか、わかりやすい日は良いレストランを予約しますが、色々な事情があってお出かけできない時、あるいは外に食べに行くほどではないけれど自分を褒めてあげたい時、ちょっとした贅沢ができると人生が豊かになると思うのです。
ちょっと良いワインを用意して、いつもは食べないフォアグラなんてちょこっとあったりして。
一人でも家族とでも例のあの人とでも、心に残る素敵な夜に。
そんな日のためにピッタリ、大阪市福島区の本店も有名なお気に入りシャルキュトリーMeat Deli Nicklaus’で売り出されたお取り寄せセットをリポートさせていただきます。ちなみにお店の季節のおすすめをあわせてセットとしていますが、すべての品が単品注文も可能です。
テリーヌが2つ、サラミとソーセージとハムが入った秋の味覚セット(4200円)を頼んでみました。
こんな感じのおしゃれな箱に入って配達されます。
中を開けてみると
①無花果とフォアグラのテリーヌ(40g)
②丹波猪と栗のテリーヌ(80g)
③グリーンハバネロの生ソーセージ(50g×2本)
④鹿肉“金もみじ”の自家製サラミ(90g)
⑤胡桃・ピスタチオ・アーモンドのアウフシュニット(80g)
これらが綺麗に包装されています。それぞれに冷凍された真空パックで届くので、一度に全部あける必要はなく、使わないぶんは冷凍庫で保存することができます。
とっておきのお皿に盛り付けしてみたら、思いの外サラミの分量が多く、お皿いっぱいになってしまいました。
ジャンフランソワさんのフランスパン1本300円にのせて。近くに良いフランスパン屋さんがあるヨロコビ。
まずは無花果とフォアグラのテリーヌ 1500円
濃厚なフォアグラがゴロゴロと1cm大の塊状に切り分けられ、いちじくのジャムとともにギュッとテリーヌとして固められています。フォアグラといちじくジャムを別々に買って合わせるのとの大きな違いは混ぜ方と比率。黄金率とも言うべき適切な比率でフォアグラといちじくが交わります。また潰しすぎないフォアグラもなるほどこうやって食べるのかと感心させられるほどのカタマリ感。1500円とセットの1/3を占めるお値段ですが、感じるスペシャル感はさすがの一言です。
続いて丹波猪と栗のテリーヌ 1100円
猪ってほとんど食べたことなく興味シンシンでしたが、こちら全く臭みはありません。栗がホクホクするかと思いきや、全体に良い意味で脂の甘さが覆ってしっとりしています。栗の風味を感じたすぐ後に体温で溶けた猪のお肉の脂のクリーム感が追いついてきて、トロッとしながらもクドさのないパテとして美味しくいただくことができます。
グリーンハバネロの生ソーセージ 460円
生ソーセージにて要加熱。といっても魚焼きグリルでじっくり火を通せばジクジクパリッと余計な脂の抜けたグリルドソーセージに。お値段は上記2点よりもぐっとお安いですが、これ一番オススメかも知れません。ハバネロやハラペーニョの辛さと風味が好きな方は絶対に食べたほうがいい。ベースの豚肉のお味が良いのはもちろん、さすがの生ソーセージでハバネロの香りが中に閉じ込められており、一口かじった瞬間に香りがフワッと立ちます。これも配合が素人が真似できない神の領域、肉の旨味を最大限に活かす範囲でハバネロを仕込んであります。
鹿肉“金もみじ”の自家製サラミ 550円
サラミって乾燥していてかじると脂っぽいものと思ってました。これは鹿の肉だからか、それとも作り方か、しっとりソフト。塩味も控えめで、サラミというよりはベーコン的なナニカ。ビールを飲みながらかじるのに、罪悪感を感じずに美味しくいただくことができます。
胡桃・ピスタチオ・アーモンドのアウフシュニット 490円
これだけ翌日の朝食に、同じくジャンフランソワの食パンでサンドイッチを作りました。くるみとピスタチオとアーモンドがコリコリポリポリと口の中で面白く、これまた絶妙な配合となっています。解凍に時間かからず、ひとパックで5人分のおしゃれなフレンチ風サンドイッチが簡単にできますよ。ご褒美で呑んだ次の日に。
以上、最近のお気に入りシャルキュトリーNicklaus’から、特別な日の特別なあなたにご褒美おすすめセットのご紹介でした。
次回は「その2 〜いつもの食卓をちょっと豪華に〜」を予定しています。
追伸:書きました。

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