おゆみ野駅・鎌取駅、いずれの駅からもそんなに近くない住宅地に、オーストラリアで長年修行したシェフのいるカフェがあると聞きまして。
Instagramの写真たちもとってもかわいい。写真の撮り方も、メニューも、東京の一等地にあるカフェにも負けないのではないかと思います。
こういったお店を引き寄せるおゆみ野遊歩道含む街の魅力がどれほどのものなのか。
実際に行って、食べて、飲んで、歩いてみないとわからないことってありますよね。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
おゆみ野駅から歩いて15分、鎌取駅から歩いて20分
料金
クリーミィディルサーモンサンド 1080円
クロワッサンエッグベネディクト 1100円
完熟いちじくタルト 550円
全粒粉スコーン＜レモンピール＞ 230円
体験レポート
おゆみ野遊歩道って、歩車分離が徹底していて子供を遊ばせるにも非常に安全な素晴らしい道なのですが、一方で遊歩道周囲にあるカフェに車で行くには入り方が制限されるという難点も。そのためお店のinstagramページに駐車場のとってもわかりやすい説明が載っているので熟読必須です。
中に入るとまず目に入るのは綺麗に整えられたカウンター。さらにひろーいスペースに机と椅子が点在。フィジカルディスタンス。
これだけ離れていれば十分すぎる。
まずは席を決めてカウンターでご注文＋お支払い。メインのお料理以外のスイーツメニューが目の前の黒板にありました。
バナナブレッドとスコーンはケースに入って鎮座。目移りするとはまさにこのこと。
まずサービスで冷製野菜スープ「ガスパチョ」をいただきました。
お野菜の軽い爽やかさが喉の奥に染み渡る。ガスパチョとしては比較的塩分控えめで、喉が痛くなりません。
10分ほどでメインの到着。
クリーミィディルサーモンサンド
ほぐしたサーモンをディルとマヨネーズで和えたフィリングと一緒に、お野菜がたっぷりと。中でも絶妙な甘さの千切り人参の甘酢マリネが秀逸で、ディルの風味とよく合います。余計な甘酢がフランスパンに吸われてくれるのも食べやすくて嬉しいところ。美味しく身体に良い、罪悪感を感じないサンドイッチでした。
クロワッサンエッグベネディクト
「森の中の楽しい我が家」といった装い。溢れんばかりのレタストマトマッシュルームくるみの中に、半熟卵が仲良く2つならんだクロワッサンがどどんと。ベーコンの塩味と風味でボリューム感も出て、お野菜をたっぷりいただきながら満足感も得られる一品です。
ヘルシーメニューで調子が良くなったところで、デザートをお迎えしましょう。
完熟いちじくタルト
まず見た目にキレイでいわゆるインスタ映え。2種類の生いちじくがのっていて、土台はほうじ茶クリームタルト。いちじくのフルーティーさと、甘みをしっかりと感じながらもしつこくない軽さのクリームが、お互いにちょうどいい相棒となっています。
全粒粉スコーン＜レモンピール＞
一口かじるとレモンピールの香気がフワッと香ります。サクリホロリと崩れそうになるスコーンを飲み物と一緒にいただく幸せ。これで一つ230円と高コスパ（お値段幸せ比）です。
ドリンクも綺麗なラテアートで美しく、ケーキとの相性もばっちり。
お豆の香ばしい薫りがしっかり立っていて、苦味のすくないカフェラテでした。
お二人のナチュラルな雰囲気にもほっこり。千葉全域に言えることとして、こういった感じの少し離れたところある良いお店を見るとついつい「なぜこんな遠い場所に？」とか「もったいない」とか思ってしまいがちですが、本当は逆ですよね。もともとこういった方々を引き寄せる魅力のある地域がさらにその魅力を発揮できるよう、願わくばこういった雰囲気の良いお店が地域にどんどん増えてくれるよう、微力ながら通って食べて応援していければと思います。
秋の遊歩道って食いしん坊なだけのわたしにもそんな真面目なことを考えさせてしまう不思議な力をもっているようでした。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称： Grafton espresso+eatery
住所： 千葉市緑区おゆみ野中央4-23-2
電話番号： 043-308-4521
営業時間： 11:00〜17:00
定休日： 水曜定休、木曜日不定休
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