成田にちょっと用事があって(白々しい)行った帰り道、このへんに気になっていたところが。
美術館に併設のレストランがあるという。まだ人間として未熟なので休日に美術館に行くという選択肢はあまり浮かばないのですが、そこに美味しいレストランがあるというなら話は別。ぜひ伺いたいと思いますッ!!
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
東関東自動車道 佐倉ICより車で10分
京成佐倉駅・JR佐倉駅からDIC川村記念美術館の無料送迎バスあり
料金
カジュアルコース 選ぶメインにより1700円〜3100円
ランチコース 3400円
体験レポート
さすが高名な美術館、一般道から敷地に入るところから空気が違います。駐車場に車を止めてエントランス入ってすぐの建物がレストランや売店の入っている棟。周りのお庭が丁寧に手入れされていて、見回すだけでも気持ちいい。
とっても見晴らしの良いお席。窓から噴水のあるお池とその中で優雅に泳ぐ2羽の白鳥。夫婦でしょうか、仲睦まじい様子がほっこりさせてくれます。
家族の誕生日ということで、お祝い気分でランチコースをお願いしました。本人居ないんですけどね。
前菜盛り合わせ
千葉県産の材料をふんだんに用い、野菜が多めでいろいろぜいたくサラダといった趣き。パスタやメインに向けてお腹が空いていきます。
カリフラワーのスープ
とってもミルキーな仕上がりで、温かいスープが胃への通り道をキレイに、さらにお腹が空いていきます。
パスタ① しらすとブロッコリーのアンチョビ風味のオレキエッテ
このUFOのようなパスタがオレキエッテ(耳たぶの形だそうです)。初めていただきましたが真ん中と縁の歯ごたえが違って面白い食感。しらす・ブロッコリー・アンチョビを、細かく砕かれて入っているレモンピールがピッと締めてくれます。
ベーコン・玉ねぎ・ペコリーノチーズのトマトソース
ベーコンがカリッとしていて香りが立ち、玉ねぎ・チーズでクリーミーかつ甘みのあるトマトソースの中で存在感を放っています。定番の組み合わせで大きな驚きはないですが、安心していただけるお味でした。
メイン① 鴨むね肉のロースト 赤ワインとグリーンペッパーのソース
鴨肉の脂の甘さとお肉の旨味がが噛むたびに溢れます。赤ワインソースはあくまで上品に、添えられた岩塩でピッとした塩味をプラス。もう少し塩があってもいいと思ってしまうのは、まだまだ舌が未熟だからなのでしょうか。
メイン② 鮮魚のハーブソテー 菜の花と大麦の煮込み添え
この皮目のパリッとしたグリルとそこに添えられた塩で身の部分をいただく感じ。ここのお料理は香りや味にメリハリがあり、同じお皿の中でも濃淡があって興味深いです。
デザートプレートはピスタチオのロールケーキと苺のソルベ。
苺ソルベのさっぱり感とピスタチオのしっかりした感じ。このメリハリに(良い意味で)翻弄されております。
白鳥の泳ぐお庭を見ながら美味しいランチをいただける機会なんてそうそうないですよね。この美術館(とレストラン)を作った大日本インキ化学工業(DIC)の川村さんに感謝。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: ベルヴェデーレ
住所: 千葉県佐倉市坂戸631 DIC川村記念美術館内
電話番号: 043-498-0848
営業時間: 10:00-15:30(L.O. 14:30)
定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
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