千葉駅から千葉公園に向かう商店街の入り口にあるこの弁天蔵さんの前に、しばしば高級リムジンが停まっていて。
もしかして有名人がお忍びでいたりして? こういうとき、無駄にドキドキしてしまう想像力が自慢です。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
千葉駅から歩いて3分
料金
ねぎトロ丼 1100円
本日のづけ丼 1280円
お刺身定食 2000円
海鮮丼 1800円
焼き魚御膳 1480円
体験レポート
入り口に上のような看板あり。ひっきりなしにお客さんが出入りします。
暖簾をくぐると店主と奥様が暖かく迎えてくれます。6人テーブルでスペースに余裕あり、コロナ対策もバッチリです。
上から刺し身定食、焼き魚定食、漬け丼、海鮮丼を。
鯛・メカジキ・イサキ・アオリイカ・ふぐとオールスター。お刺身にも包丁の入れ方から皮目の残し方、炙り・漬けといった仕事、さまざま工夫が垣間見え、それが素晴らしい味わいに直結しています。
パリッと焼かれた皮目とフワッとした身のコントラストが美しく、ザクザク食感の鬼おろしにちょろりとお醤油。完璧な組み合わせの出来上がりです。
ほんのりと漬けられたとろりとした身がご飯によく合い、皮の部分と皮から離れた部分で歯応えと漬かり方に差があるのも面白い。
お刺身定食とこの海鮮丼との違いはふぐの炙りの代わりにねぎとろが入るところ。様々なお味と舌触りが楽しめ、お得な一品になっています。
特筆すべきは、各定食についてくるこのお味噌汁。
お出汁の旨味が非常に濃厚、一口一口飲むたびにちょっと休憩が必要なくらい。それでいて各種お刺身やおかずの邪魔をしないどころか美味しさの底上げをしてくれるという、脇役を超えた存在と言えましょう。たとえば、隠し包丁の入ったアオリイカの小気味よく弾むような身を噛みちぎりながら、遅れて襲ってくるイカの甘みを楽しみ、その甘味が舌の上に残っているうちに旨みたっぷりの味噌汁を一口、旨味と甘味が一緒になって尾を引きながら消えていく。そんなお食事を楽しめます。
今度はこの出汁をベースに組み立てたコースを味わいたい。店主の引き出しをもっと知りたい。リムジンで乗りつけて来る人がいる理由が分かるような気がしました。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: 弁天蔵
住所: 千葉市中央区弁天2-19-40
電話番号: 043-441-4747
営業時間: 11:45-14:30、17:00-23:00 (L.O.22:00)
定休日: 日曜日
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