このデジタル全盛の時代、VR・ARやリモートが劇的に進化しています。
もうしばらくしたら映画“マトリックス”のように完全没入体験ができるようになるのかもしれませんが、その一歩手前に、リアルとの差が縮まれば縮まるほど、感覚的に違和感が強くなる「不気味の谷」という現象があるとのことで。
自分が生きている間に実現できればありがたいというところでしょうか。
それにしても、なかなか置き換えができないのが自分の目、耳、舌や手で実際に体験することで。
甘い、辛い、美味しい、幸せ、熱い、失敗した、成功した、誰と、何を、どのように、全部大切だと思うのです。
そんな記憶に残る“体験”がたくさんできる「房総のむら」に行ってきました。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
JR成田駅からバスで約20分+徒歩約10分
JR安食駅からバス約10分
車で行くと、成田山新勝寺の近く、東関道成田ICから約30分。
料金
入園料: 一般300円 高校生・大学生150円
体験レポート
この施設については、そこに行く前の予定検討が大事。
その日に何の体験が用意されていて、事前予約か当日予約かも調べておくと良いと思います。
演目についてはHPのイベント・スケジュール>カレンダーで探すで検索可能です。
今回は車で国道51号から新勝寺を越えたあたりで成田安食バイパスに入り写真の交差点を左に。
すぐを右で駐車場。
とても広くて停めるところに困ることはないと思われます。
エントランス入ってすぐに総合案内所。
ここで本日の演目がこんな感じでおさらいできます。
そこから左方向に、江戸時代を彷彿とさせる町並みで各種小間物屋、染物屋、鍛冶屋などが軒を連ねます。
事前に検索していただいた方にはもうご理解いただていると思いますが、並んでいる全ての建物で体験演目があるわけではありません。その日によって4−5演目ですから、それ以外のお店はお休みです。
今回は「お箸作り体験」と「千代紙蝋燭作り体験」ができました。
お箸作りのため「木工所」に伺います。
目の前には、木工台と木材、知ってはいるけど人生で一度も使ったことのない“カンナ”が置いてありました。
まずはカンナがけから。心を無にして20回ほど。
見本と比べつつ、先端の形と大きさを見ながら微調整。
まだまだッ。
職人の気分を味わえます。
気が済むまで削ったら、のこぎりで半分に。
2種類の紙やすりを渡してもらい
あとは使いやすいようにヤスリがけをしていきます。
最低限使えるところまではできましたが、満足行くまで仕上げるには時間がかかるので、残りはお家で、とお箸とヤスリを袋に入れてお持ち帰り。
続いて千代紙蝋燭作り。酒・燃料の店に向かいます。
席はこんな感じ。
横に完成品の見本と、色とりどりの千代紙が並んでいます。
お好きな千代紙を一枚選んでください、と言われ目移り。
金魚と風鈴を選んでみました。
ハサミで小さなパーツに切り分けます。
パーツを自由にろうそくの側面に貼り付けていきます。
金魚と金魚をこんな配置にすることもできたり。
出来上がったら、スタッフさんが溶けたろうで表面をコーティングしてくれます。
コーティングは1瞬で完成。
他にも、色々色々ありますが、自分的にやってみたいのは
わらじ作り・・・4時間かかかるとのうわさもありますが・・・
組紐
そして何より、鍛冶屋体験!!
このような本格的な鍛冶屋施設を使用するとのこと。
実は目覚めていないだけで、刀鍛冶としての才能があるかもしれない(妄想
感染予防で枠を絞っての開催ではありますが、当日予約のものについては開園早々あるいは平日に行けば十分な枠が空いている状況のようです。
一方、我々が総合案内所で聞いたところ、事前予約の「夏休み親子〇〇体験」については7月初旬の時点で全種類全枠埋まっているとのことですので、やはり事前のリサーチは大事です。
今回の体験2つ、楽しかったです。相手していただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。
概要
名称: 体験博物館 千葉県立房総のむら
住所: 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
営業時間: 9:00-16:30
定休日: 原則として月曜日(祝・休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始
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