千葉駅にほど近く、わかりにくいところにあるお気に入りレストラン。
紹介したくないお店。だからこそ紹介したい。
誕生日とか、お祝いとか、ちょっと特別な日に、特別な人と。
チョコレートで描かれたデザートプレートだけでも一見の価値があります。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
千葉駅中央口からそごう方面に
信号のところで、そごう入り口ではなく、線路沿いの道に進みます
200mくらい進むと踏切が見えてきます
踏切を渡ってすぐの2階が目的地。
静かな階段を2階に上がると、センスを感じるエントランス。
料金
ーランチー
・ビジネスランチ ¥1100
・Aコース ¥1870
・Bコース ¥3300
・Cコース ¥4400
ーディナーー
・¥5600コース
・¥8000コース
他パーティーメニュー
体験レポート
到着時間はちょうどお昼。先客は二組でした。
店長と看板ギャルソンさんがいらっしゃった。
このギャルソンさん、親しみやすく話しやすくかつ空気を読んできちんと一線引いてくれるので、非常に居心地が良いのです。本町のリストランテ○AKURAさんを思い出す・・・。
シンプルながら座り心地の良いお席。
しっかりと斜めに距離をとっての着席です。
今回はAコースをいただきます。
まずは前菜の盛り合わせプレート。前菜も我々も盛り上がる。
エビのビスクスープとパテ・ド・カンパーニュ、チキングリル。このメニューで美味しくないわけがない。このカンパーニュだけでもワイン一本いけちゃいそうです。これをさらりと前菜で出してくるあたり、恐ろしい子。
続いてパスタのお時間。
茶色いジェノベーゼ ナポリ風。いわゆるパジルにんにくチーズ松の実ではなく、やや脂肪の多い豚肉に塩を効かせたパスタです。
夏野菜とケッパーのパスタ シラクーサ風。トマトとケッパーの爽やかなお味が立ちます。
定番のチーズリゾット。チーズの器の中でしっかりと味を纏った上で、たっぷりめの生ハムを添えてのご提供。
このテーブルサービス、地味に気持ちが上がりますよね。
それぞれのメニューの個性を大事にされているのか、パスタは少し塩味が立っており、リゾットはミルク感強めなので、二人以上で行った時はパスタとリゾットを一つずつオーダーしシェアするのがおすすめ。
この塩味は後に続くデザートの美味しさを際立たせる前フリだったりします?
パスタを食べ終わってしばらくすると、運ばれてきたのは芸術品の数々。
ババロアの乗ったアイスケーキ? 名前は忘れてしまいました。季節のアメリカンチェリーのコンポートが風味を盛り上げます。
ジェラート盛り合わせ。ピスタチオとバニラとティラミスだったでしょうか。このティラミスアイスが美味しくて好きなんです。
今月のデザートはこのブリオッシュのフレンチトーストです。ここでフレンチトースト??と困惑しつつもいただくと、一口目からガツンと美味しさが脳天を衝き上げる。上質なカスタードをもともとフワフワ柔らかなブリオッシュに限界まで含ませて、崩れないギリギリまでフワトロにして焼き止めています。甘さも風味も素晴らしいものですが、それに加えて舌で遊べる口溶けが楽しめる逸品でした。
ここのスイーツは飾り付けも秀逸で、以前の写真コレクションから
このクレームブリュレのお皿の模様、全てチョコレートで描かれているのです!!さらに言えば、このチョコレート、お皿からほとんど剥がれないので大部分が食べられない。もちろん再利用なんてできませんから、この一皿の美しさのためだけにこれだけの労力をかけてくれることに純粋に感動します。
同様のバースデープレート。
我々の知っているあのキャラクターに似ているようで似ていないクマさんが可愛く描かれたプレートを作っていただきました。ふふ。
高級という表現とはちょっと違う、特別な満足感。
ごちそうさまでした。
概要
名称: RESTAURANT EST Y
住所: 千葉市中央区新町15-13 丸三新町ビル2階
営業時間: 11:30-15:00、17:30-24:00
定休日: 無休
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