先日DIC川村美術館併設のレストラン ベルヴェデーレさんに伺って、美しいお庭を眺めながらのランチに味をしめ。
千葉市の美術館に併設のレストランにも行ってみたい。ついでにアートも学びたい。我ながらアートに失礼な姿勢だと思いますが、とっかかりは何でも良いのだと信じて。
アクセス
JR土気駅から歩くと25分くらいかかります。クルマ推奨。
料金
ランチコース 3200円
体験レポート
昭和の森公園に隣接する細長い特徴的な外観の美術館。スロープ沿いに鉄骨?が立ち並んでいるのも芸術、でしょうか。
建物に沿って奥行きのあるスペースで、大きな窓には公園の緑が。真下には5年くらい前に子どもたちが自転車に乗る練習をした道がよく見えて感慨深い。
コースとしては一つに決まっていて、パスタを5種類から選べました。
まずは前菜盛り合わせ
パンプキンスープ、カポナータ、グリーンピース、ホタルイカのマリネ、豚肉のパテ、車海老のレモンタルタル。いずれも優しいお味で、シーズニングは油に移してふんわり香る程度とし、素材の味を生かしたものが多かったような気がします。その中で、ディルやケイパー、フェンネルなどハーブを少量ながら効果的に使っているのが面白かったです。最近勉強したから目につくのでしょうか?
パスタ(左からメカジキ・なす・アーモンドのオリーブソース、パンチェッタ・ペコリーノチーズ・マジョラムのトマトソース、牛スネ肉のラグーソース リコッタチーズクリーム添えの3品)
生パスタとのことですが、いずれもモチモチではなくポクポクとした食感。低加水麺というのでしょうか、粉の風味を感じられるのは良いところですが、やはり歯ごたえはモチモチな方が好きではあります。まぁこの辺はラーメンでも極太モチモチの高加水麺が好きか博多ラーメンのような低加水をバリカタで食べるのが好きかという話ですから、人によって好みがあるところ。
デザート
今回の大当り&驚きメニューがこちら。食べられるアート作品きちゃいました! 名前を付けるとしたら「瓦礫の下の希望」とかでしょうか。
ボネというエスプレッソとココアがたっぷり練り込まれたプリンの上に、シュワッと軽いミルクジェラート、甘酸っぱいチェリーのソース、さらにその上に竹炭を含ませた焼き菓子のメレンゲ。見た目に美しく、触って楽しく、エスプレッソの香り、デザートなのに苦味主軸のユニークさ、切れの良いミルクジェラートとの対比、そしてバランスの取れた美味しさ。最高でした。
土気の昭和の森公園近く、ホキ美術館併設のレストラン。お値段はランチとしては頑張りプライスになりますが、美味しく食べられるアートというのは魂を揺さぶられる得難い体験だと思います。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: はなう
住所: 千葉市緑区あすみが丘東3-15 ホキ美術館1F
電話番号: 043-205-1300
営業時間: (水~日)11:30~15:00、17:30~21:00(要予約)
(月)11:30~15:00
定休日: 火曜日
コメント