とっても上手な歌い手さんでも、他の人の歌を歌うときに、その人のクセに引っ張られてしまってとっても残念なことになることがありますよね。それを見ると、自分のやり方、味を活かすことは大事だなぁと思ったり思わなかったり。
そんな意味で、千葉刑務所にほど近い鶏料理専門店のラーメンは、完全に鶏料理でした。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
千葉駅からバス
料金
鶏白湯ラーメン (塩・醤油) 780円
特製(全部のせ)鶏白湯ラーメン (塩・醤油) 980円
体験レポート
他にも色々と道しるべになる建物や道もあるのに、どうしても千葉刑務所の近くと思ってしまう。でも実は千葉刑務所がどこにあるのか正確には知らなかったりして。正確に知っていても怖いですけど。
店内に入るとゆったりしたスペースの中で、写真のような囲炉裏風のカウンターや、テーブル・土間・個室など色々な形のお席があります。
ラーメンは塩と醤油の2種類。トッピングは特製(全部のせ:鶏串1本、海苔3枚、煮卵)しか頼んだことがありません。
両方ともお肌がツヤツヤになりそうな鶏白湯スープ、お塩の方が比較的あっさり、醤油がどっしりしている感じ。いずれにも付いてくる焼き鶏串は炭火の香ばしさをしっかり纏い、お焦げの苦味がアクセント。ラーメンというよりもお野菜・白きくらげ・煮玉子と併せて水炊き鍋のシメという方がしっくり来るもの。ついてくるフランスパンは極限まで水分を飛ばしてあり、スープを浸してふやかしていただきます。この一杯でコースを食べきったような満足感を感じます。
加えて今回は裏メニュー(本当にメニューの裏に書いてある)のモツ煮込み定食をいただいてみました。
鶏料理専門店でこれだけ牛モツという不思議メニュー。モツの中身は色々ですがさすが一切の臭みなし。下に隠れていた豆腐と混ぜてこってり味噌味でいただきます。コトコトコトコト長時間煮込まれていて、モツ煮が好きな方にはタマラン一品と言えましょう。
鶏料理に全振りした専門店のスキルを存分に味わえるラーメン。良い意味のプライドが垣間見えるようで、とってもかっこいいなぁと思いました。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: 鶏料理 せん吉
住所: 千葉市中央区道場南2丁目15-4
電話番号: 043-227-9500
営業時間: 11:00~14:30、17:00~22:00
定休日: 月曜日、第3火曜日(振り替え休日も有り)
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