ラ・セーヌブランシュさんのチーズケーキが欲しいとき、千葉駅西口に出ているなんこつやさんの屋台で買えるので便利ということでたびたび利用していますが、目の前に並んでいるカレーに興味が湧かない訳がありません。だってなんこつカレーですよ、軟骨。軟骨のカレーってはじめて見ます。コリコリしているのかしら??
さらに、その横にあるのが「大人のための大甘お子様カレー」。これは果たして大人用なのか?子ども用なのか?
考えていたら興味が尽きず眠れなくなりそうなので、食べてみることにしました。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
JR東千葉駅ロータリー内
料金
なんこつカレー 880円
大人のための大甘お子様カレー 880円
スパイシーキョフテとポークビンダルー 980円 <土日限定>
(事前予約でミニサラダかご飯大盛りサービス)
体験レポート
食べたいと思った日が西口屋台の休業日。でも本店(東千葉店)は営業中とのことでそちらに直接伺いました。
東千葉駅のロータリーって椿森陸橋の下に隠れていて、ちょっとした秘境。
イートインスペースはなく、お一人ぎりぎり入るキッチン+α。電話で事前予約しておいたほうが良い理由がわかりますね。
カレーと電話予約特典のミニサラダをいただいて帰宅。
まずサラダですが、ここから只者ではありません。
葉物・人参が美味しいのに加え、上に何気なく置かれていた紫蘇の実がとても爽やか。彩りも鮮やかで、香りも立っています。
こちらが「なんこつカレー」
なんこつの謎がここに明らかとなるッッ。コリコリポリポリの鳥軟骨ではなく、関節部分?腱?スジ?(→豚バラ軟骨とご本人からコメントいただきました)がトロトロのゼリーになるまで煮込まれて、スパイスを絡めてコク深いカレーとなっています。じんわりとした辛さが口の中に広がって汗が出てきて、代謝が刺激されているのが自覚できます。
こちらが、辛くないメニューということで子供たちにとっては一択であった「大人のための大甘お子様カレー」
ちょっとびっくりするくらいの豚バラ肉と玉ねぎが盛り込まれた、甘口ながらスパイスの香り高いカレーです。肉じゃがを彷彿とさせるような、じっくりと煮込まれた玉ねぎの甘み、ホッとする感じの自然な甘みがベースとなっていて、確かに満足できる一皿になっています。
土日限定の「スパイシーキョフテとポークビンダルー」
正直メニュー名を見た時には何のお料理なんだか全く想像できませんでした。このキョフテは肉団子という意味だそうですが、粗挽きというより細かく切ったお肉をスパイス入りのつなぎで纏めた感じで、食べた時のしっかりした肉感が素晴らしいもの。小さな粗挽きステーキハンバーグという表現のほうがピッタリ来るくらい贅沢です。これだけでもお肉のボリュームとして満足できるほどですが、さらにポークビンダルーという名のゴロゴロ豚肉のスパイシー中辛カレーがドンと寄り添います。こちらにも2cm角ぐらいのホロッと柔らかく煮込まれた豚肉が軽く6−7個は入って、大盤振る舞い。
ライスがターメリック風味とクミン風味が選べるのも楽しいところ。
ターメリックも良かったですが、クミンライスがライスだけでもスプーンが止まらないほど美味しいのでおすすめです。このように、それぞれパーツごとに良い意味で特徴があることに加えて、カレーとご飯とピクルスなど混ぜても美味しく、あっち食べても美味しい、こっち食べても美味しい状態になっています。
トロトロになるまで煮込まれた具材の持つエネルギーを余すところなく取り込むことができ、それがスパイスで何段階か跳ね上げられて、食べたら身体の中からフツフツと元気が湧いてくるカレー弁当。お昼に最適と言えましょう。夜に食べたら元気になりすぎちゃうかも?
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: CRAZY CURRY SHOP なんこつ屋
住所: 千葉市中央区要町2-1
電話番号: 043-223-5233
営業時間: 11:30〜15:00, 17:00〜21:00
定休日: 水曜・木曜休
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