打ちっぱなしコンクリートとガラスと木。
これだけでかっこいいカフェの画像が頭に浮かんでくるようになったのはここのおかげでしょうか。
カチッとした冷たいコンクリートの箱の中には手作り感満載の木の温かみ。強いコントラストがある一方でどちらも岩と木として自然素材。
コロナ禍とは関係なく以前から適度にスペースを空けた空間設計も心地良い。
人気なので待ち時間は長めですから、お気に入りの文庫本があった方がいい。
気分良くゆったりしてからいただくご飯とケーキはさらに美味しいものになるはずです。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
JR総武本線東千葉駅から歩いて15分程度
料金
キッシュプレート 1300円
チキンバーガー 1100円
田舎式パテプレート 1000円
体験レポート
席の予約は受けていないということで、11時開店に併せて伺いました。
センスの良いカウンターとお席。
ほぼ開店と同時に入店したため、駐車場とお席は空いていて良かったですが、オーダー時点で「テイクアウトの注文がたくさん入っているので提供まで1時間待ちになります」とのこと。ここに来ることを決めた時点である程度待つことは覚悟の上とはいえ、開店と同時でも1時間・・・。というよりもテイクアウトの電話注文をした人たちが一枚上手ということでしょう。でも大丈夫想定の範囲内とつぶやきながらオーダー。
オーダーが終わってふと後ろを見ると、すでに10名ほどの列がありました。開店前に並ばなくて良かっただけラッキーでしょうか。
子供に受験の問題を解かせながら、またプレバトのように目の前の「秋のカフェ」の光景を題材に短歌を作ったりしながら待つこと本当に1時間。
キッシュプレート
きのこたっぷり大ぶりなキッシュ。きのこの旨味が閉じ込められて濃厚なお味となっていました。さらにプレートにはパンが2種類、全粒粉カンパーニュとやわらかな甘みの嬉しい無花果とクルミのカンパーニュ。いずれもパンだけでバクバク食べられてしまう美味しさです。手にしっかり一掴みぶんのサラダと人参の甘酢和えも身体が喜ぶ爽やかさ。
チキンバーガー
中のチキンが唐揚げというちょっとめずらしいバーガー。バンズのカリカリ感と甘みが唐揚げとマヨネーズ・レタスと合わさりカフェのイートインならではの趣きです。
田舎式パテプレート
これが今回のMVP。粗挽きの豚ひき肉と鶏レバーがスパイスでまとめられている田舎風パテです。ナイフを入れるとかなりレアな感触で、切るというよりヌルっと柔らかくちぎれて来る感触。これに写真の如きマスタード・わさび・ペッパー・塩をお好みでつけていただきます。こういった食べ比べ的なものはホント大好き。あーでもないこーでもないと言いながら投票結果はわさびの圧勝、コッテリ+爽やかの王道コンビでした。意外や次点だったのがお塩で、強めにお塩を付けてパンと一緒にいただくと意識が異次元に飛んでいきます。
比較的しっかりしたボリュームがあったものの、やはりカフェに来てケーキなしに帰るわけにはいきません。
自家製プリン
今流行の硬めプリンかと思いきや、内側トロリの正統派カスタードプリン。量が多めで甘さ控えめなのでゆっくりおしゃべりしながらいただくのにピッタリですね。
抹茶のベイクドチーズケーキ
これ美味しかった!! 抹茶、チーズ、砂糖、生クリーム、クルミ、キャラメルソースの各成分が素晴らしく上手な比率で配置されており、口に入れた瞬間に「うん、これこれ!!」と言ってしまいます。甘み・クリーム感ともに上記プリンよりもしっかりしており、強めのコーヒーと一緒にいただくと幸せになれると思います。
待ち時間は人気と比例するのでいかんともし難いところ。でも時間と余裕があるときにゆったりした気持ちで上質な時間を味わうのが本当のベンチコーヒーなのだろうと思います。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: BENCH coffee
住所: 千葉市若葉区高品町1591-6
電話番号: 043-312-4800
営業時間: [日~火・木] 11:00~19:00(L.O.18:30) [金・土] 11:00~23:30(L.O.23:00)
定休日: 水曜日・第2火曜日
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