私のインスタのホーム画面にたまに現れては消えていく気になる存在。食べログにも情報がほとんどなく、それにしては写真のセンスが良くて。
スマホで調べてもわからないときは直接行ってみるということができる大人でありたい。
アクセス
東金道路高田ICから車で5分
料金
10月のLunchメニュー/お肉:3200円お魚:3100円
体験レポート
東金道路高田ICを降りて、砂利道をずんどこ進みます。宅配便やさんの角を曲がると、車一台分の幅しかない道になりますが、それでもズンドコ進みます。途中ちょっと自信がなくなりかけましたが、分岐に看板を見つけてからは元気に進むことができました。
初めて伺うので、レストラン自体は写真の看板があるのでわかりましたが、駐車場がどこかわからず。1枚目の写真が敷地の入口になりますが、写真を撮っている私の背中側に横4台分くらいの駐車スペースがあります。中はいわゆる古民家を改装したレストラン。夏休みに遊びに行った、田舎のおばさんの家を思い出します。
今回はお肉のコースとお魚のコース一つずつでお願いしました。
前菜
キャベツとエビのマリネ、れんこんのごま酢味噌、冬瓜あんかけ、白きんとん、真ん中にはトマトとチーズのカプレーゼ。このきんとんが美味しくて。旬の里芋の甘みとナッツの甘みがなんとも言えず。
サラダとバターナッツかぼちゃのスープ
サラダはいわゆるベビーリーフミックス+ケール+大根。自家製ドレッシングは柿が入っているのだそうです。すっきりさっぱり、旬の果物の使い方を勉強です。
ここで手打ちのおそば
「その日のぶんの蕎麦をその日の朝に打たなきゃいけないから、数日前までの予約をお願いしているんです」と。目の前に届いた瞬間、蓋を開ける前から豊かなつゆの香り。お蕎麦は綺麗につながったツルッとした喉越しの良いもの、量としては通常の半分となる小盛りですが、このあとのメインにご飯がつくので十分なボリュームです。
メイン
まずはお肉のメイン
東庄町林SPF豚のロースト。ご覧いただけるように一枚一枚しっかりした質量、それが7枚。ローズマリーの香りよく、シンプルな塩味の加減が素晴らしい。お野菜のグリルはシカクマメ・ゴーヤ・ズッキーニ・じゃがいもと少し珍しく、しっかり美味しかったです。
こちらはお魚のメイン
旬の魚のフライ。さんまで海老真丈を巻いてカリッと揚げてあり、これもゴロゴロと十分なボリューム。上にかかるは彩り野菜のソース、お野菜の旨味を引き出していて楽しめます。
最後にコーヒー・紅茶と一緒に自家製ケーキ。
この日は栗のベイクドチーズケーキ。上の部分は甘さ控えめのふっくらチーズ、底近くにある栗の渋皮煮はまったりと、一番底の一層はカリッと甘く。一口の中にも味変あり、飽きることなく楽しめます。聞くとこの栗はレストランの敷地でとれたものなのだそう。舌もお腹も満足のコースでした。
ちなみにコース通しての時間は1時間20分くらい、品数が多いので特に待ったという印象はありませんでした。
帰り際敷地裏を少し見せていただいたところ、カフェスペースの奥、栗や柿のその奥に、お蕎麦の白い花が一面に咲く畑が広がっていました。頂いたメニューの元の姿が見られるというのはある種の感動があります。もう少ししたら新そばの季節だそうで。
若葉区野呂町の野-inacaya-さんに伺いました。畑に隣接するレストランで、そこでとれた旬の食材を中心としたコースをいただく。生きるチカラを補充してくれるような、とても贅沢なお料理でした。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: 和dining 野-inacaya-
住所: 千葉市若葉区野呂町1583-187
電話番号: 0120-428-422
営業時間: 11:00~15:00、16:00~20:00
定休日: 水、木、毎月1日
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