線路脇のお店って魅力的なもの。お店の方やそこに住む方にとっては騒音振動など色々あると思いますが、電車の中から見るぶんには、お店自体が看板みたいに耳目を惹きつけて止みません。
アクセス
JR幕張駅から歩いて3分
京成幕張駅より歩いて1分
料金
豚バラ秋野菜のつけ蕎麦ランチ 1250円
京鴨つけ鴨せいろ蕎麦 1740円
千葉嶺岡豆腐 わさび醤油100円 黒胡椒のカルボナーラ120円 あずきがけ180円 ほか
体験レポート
電車で子供の模試の送迎の帰り、どこかでご飯でも、と。先日割と濃い食事をしたから、今日はお蕎麦がいいね、と。わりといつもそんな感じで決めます。
JR幕張駅から線路を跨いですぐ、普通の一軒家がちょいとデコレーションしてあるような感じのお店。お席も気持ち小さめ、おじゃまします。
まずはお蕎麦自体を知りたくて、つけ蕎麦ランチをお願いしました。
豚バラ秋野菜のつけ蕎麦です。お肉とお野菜が細く刻んで入っていて、お蕎麦に沿ってくれるので食べやすい。つゆは塩気や出汁の角張ったところが全然なく、野菜だしでしょうか。野菜スープを麺と一緒に頂いている感じです。
つづいて鴨せいろ
初めて入るお蕎麦屋さんで食べたいもの、シンプルなせいろにそばつゆ、または鴨南蛮を選ぶ方が多いのでは。こちらの鴨は薄切り大きめ肉。鴨肉がまろやかな野菜だしとあうと一気にコクと旨味のあふれるスープになります。
こちらでは千葉伝統の嶺岡豆腐なるものを食べさせてくれるとのこと。
今まで聞いたことがのないので調べてみると、鴨川市と南房総市の境にあって、酪農の発祥の地となった嶺岡牧場で、徳川吉宗公に食べてもらうため、料理人が牛乳を葛で固めて豆腐のように作ったのが始まりとのこと。ということで、甘くない杏仁豆腐ないしパンナコッタと理解しました。梅の花の人気メニューとも。
わさび醤油・黒胡椒のカルボナーラ・あずきがけの3種類。カルボナーラは白だし+胡椒です。生クリームが入っているのかとってもクリーミーで、一番のお気に入りはあずきがけ。ホッとするお味でした。
幕張の線路沿い、独特の雰囲気とメニューのある野の茶さんに伺いました。柔らかく優しいお味のお蕎麦とどこか懐かしい手作りデザートのような嶺岡豆腐。居心地の良さとあわせ、どこまでも安心できるお店でした。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: 野の茶
住所: 千葉市花見川区幕張町5-483-20
電話番号: 043-376-9314
営業時間: [火~土]11:30~14:30、17:30~21:30(L.O. 21:00)[日]11:30~14:30(L.O. 14:00)
定休日: 月曜日 ・ 第1第3第5火曜日 (日曜日は昼のみ営業)
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