以前中央区役所があって、その時は上階に「かぼちゃわいん」さんが入っていて美味しいフランスパントーストをいただいた記憶があります。2019年5月に区役所がきぼーるにお引越し、同じ年の12月にかぼちゃわいんさんが去って、美術館が残った形になったところに2020年8月にこちらのお店がランチ限定のお店としてオープンし、今年ではや2年と。人に歴史あり、わたくし全っ然知りませんでした。
みなさん知ってました?
アクセス
JR千葉駅から歩いて15分程度
バス利用推奨
料金
京都おばんざい御膳 2200円
彩りちらしランチ 1600円
体験レポート
っていうか、中央区役所がきぼーるに移転してもう3年も経つんですねぇ。つい先日のよう・・・
重厚な入り口から重要文化財を横目に一目散にエレベーターホールへ。
直接こちらのレストランに入ります。千葉市が一望とまではいいませんが、11階からの眺めはそれなりに良いものです。
メニューは御膳とちらしの2種類。
こちらがおばんざい御膳でございます。
ちょっと感動するくらいの豪華なお重ですよね。1段目の小鉢だけで10皿、2段目に3皿、さらにキラキラに輝く白飯ととろろ昆布のお味噌汁。
一の重は、がんも、牛しぐれ煮、海老芋、ナス煮浸し、卯の花、湯葉、もずく酢、ポテサラ、たけのこ、茶碗蒸し。
どれもそれぞれ正統派、鰹節のキリッと効いたお出汁をベースにそれぞれのお味が出ていて素晴らしく美味しいのですが、ガンモの中、海老芋の上、湯葉のお供などちょいちょい味変の仕掛けあり。こーんな小さなお皿の中にさすが料亭と感じる工夫がぎゅっと詰まっています。
続いて2の重は、お刺し身と、若鶏のロースト、稚鮎の天ぷら+かき揚げ+エビ天。特にこの若鶏のローストが印象的で、お肉にも塩麹的な旨味引き出す下味あり、そこにちょいと珍しい塩レモンのジャム?が添えられて。噛むごとに、さっぱりじんわりウマウマです。
そしてこちらが彩りちらしランチ。
器も美しく具だくさんのちらし(酢飯)。イカはかみ切りやすいようにサッと湯通ししてあったり、ローストビーフが一切れ入っていたりと一味違う工夫が心憎いところ。そこにがんもとお野菜の煮物、コロッケやら若鶏ローストやら茶碗蒸しやらついてきます。お気づきでしょうか、御膳に入っている素敵に美味しいメニューがいくつか盛り込まれていてお得なセットになっているのです!!まさに盛山さんの入門編、これを食べてその美味しさに目覚めたら次は御膳、その次は加曽利の本店へと誘われていくようです。
それぞれのセットの最後にはデザートが。
パイナップルとシードレスグレープと塩わらび餅。これだけ味覚の色々なところを刺激されると、デザートとしての量は少なくとも十分な満足感が得られるものですね。実はダイエットになったりして? >願望
千葉市美術館の建物11階にある、優雅亭 盛山 千葉市美術館店さんに伺いました。ロケーション的にもお値段的にも正直これほどのものがいただけるとは予想しておりませんでしたが、上に考察したようにお得なランチでこのお味を紹介して、客の心をぐっと掴むということであればなるほど納得。この満足感を胸にさっそく本店の場所を検索してしまったワタクシなのでした。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: 盛山 千葉市美術館店
住所: 千葉市中央区中央3-10-8
電話番号: 080-8008-2000
営業時間: 11:30~14:30(L.O 14:00)
定休日: 毎週火曜日定休 ※毎月第一月曜日は美術館休館日にて休日
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