千葉駅の北口って以前は本当に何もありませんでしたが、再開発に伴ってちょっときれいになりました。
ただ依然として駅徒歩数分圏内も飲食店が少なくちょっと寂しい。
そんなアクセス便利なところにあるお店はいつ人気が爆発するかわかりません。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
JR千葉駅北口から徒歩2分
料金
平日限定パスタランチ 1000円
ゆっくり プチ贅沢ランチ (要予約) 2,200円
体験レポート
千葉駅北口ロータリーから一本入った裏側。
店内入ると清潔感あふれるお席が並びます。
平日はフリードリンクとのことで、カウンターにグレープフルーツジュース、アップルビネガー、アイスコーヒー・紅茶、ホットコーヒー・紅茶とどれでも飲み放題。
アップルビネガーが甘すぎず酸っぱすぎず食間にちょうど良い塩梅で気に入りました。
そうこうしているうちに前菜盛り合わせ。
ラタトゥイユ、少し辛い薄切りサラミ、レバーペースト、カンパーニュ、海老のグリル、オムレツ。フランスパンと一緒に供されているレバーペーストが奥深いお味でどストライク。私ワインあまり飲めないのですが、こういうものをいただくとワインが欲しくなる気持ちがわかります。
パスタ
海老と木の子
ピリリと辛さの効いたオイルベースのキノコのパスタ。海老も小さいながら存在感があります。
ベーコンと玉ねぎのトマトソース
先程の海老キノコがピリリならば、これはゴォォォとなる辛さ。よくあるタバスコの瓶ならば全体に20回くらい振り入れたくらいの辛さがありますが、ベーコントマトの旨味とよく合い、お皿全体としてとても美味しく仕上がっています。メニューのどこにも辛いという情報がない中、結構な辛さで仕上げてくるあたり「そもそもこれはこういう料理なのだ」というシェフの矜持が伝わるようです。辛いの苦手な人には少し厳しいかもしれない。
ボロネーゼ
見て驚くのがこのお肉。よくあるひき肉ではありません。シチュー用のすね肉でしょうか、塊肉を柔らかくなるまでじっくりと煮込んであり、お肉のもつ旨味がガツンと混ぜ込まれています。他所ではどうか知らん俺のボロネーゼはこれなんだ、と。これもシェフの本気を感じます。
コースの最後にはドルチェ盛り合わせ。
上の器に入っているのが柿をレーズンとマデラ酒で和えたもの。下がクリスマスということでバニラアイスonパネトーネ。レーズン・マデイラワイン・発酵パネトーネ、揃ってどっしりと奥深く大人のお味。ランチの最後にこんなに大人向けの甘味がいただけるとは思っていませんでした。
お料理のそこここにシェフの気持ちが見え隠れ。こういう場合、まずはお値打ちパスタランチで偵察し、シェフと方向性の一致が確認できたら一気にシェフにおまかせコースに進むのが幸せになれる最短距離なのかもしれません。
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: ペッシェヴィーノ
住所: 千葉市中央区弁天1-20-5 山崎ビル 1F
電話番号: 043-207-8551
営業時間: 【火~土、祝前日】11:30~14:30、17:30~22:00 (料理L.O. 21:00)
【日、祝日】11:30~14:30、17:30~21:30 (料理L.O. 20:30)
定休日: 月曜定休
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