病院の敷地の奥、普通ならば立ち入らない医学部の方に美味しいレストランがあるとお友達から聞いて向かったのですが、千葉大医学部という戦前の趣きを残す歴史のある建物を越えた向こう側、予想以上にわかりにくいところにありました。
隠れ家レストランとはよくいいますが、密林の先で、本気のかくれんぼ。
そんな大冒険の先には、宝物の如き美味があなたを待っています。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
千葉駅からバス大学病院行きあるいは南矢作行きに乗り、バス停「千葉大医学部・薬学部入り口」下車し歩いて2分
あるいは千葉駅から車で15分
医学部旧正門から入った場合、本気でわかりにくい道を進むことになりますので、上記の新しい正門か、病院側からアプローチすることをおすすめします。病院からであれば綺麗に舗装された道でたどり着くことができます。ちなみに予習しようにもgoogle street viewではデータが古くまだレストランは影も形もありません。
車で行った場合は病院の外来駐車場に車を停めることになります。1時間まで駐車無料。
料金
MOKUランチ(日替わり) 1200円
銚子サバーガー 1500円
ビーフバーガー 1600円
体験レポート
当初わからず千葉大医学部旧正門から入ってしまい、草木の生い茂る医学部の建物の外周に沿って病院側へ。連絡通路に出てそこを道なりに進んだら出会えました。病院側からならイージーモード。
写真は連絡通路を病院側から撮影したもの。小高い渡り通路の先の左手におしゃれな外観のレストラン。
外にテラス席もあります。
屋内のソファー席に着くとお水代わりのフルーツティー。
お代わりしホーダイ。有料級のさっぱり美味しいお茶を、喉が乾いていたので続けて3杯もいただいちゃいました。
MOKUランチ(日替わり)→豆腐のハンバーグ
ナイフを入れると驚きの肉汁量。
豆腐の使用量は少なめ?しっかりしたお味のハンバーグとソースで満足度高いです。
銚子サバーガー
珍しいサバのバーガーです。千産千消としても嬉しいですが、地元に寄せただけのメニューではなく、脂の乗った大きなサバの切り身をハーブとお塩で上手にグリル。それだけでもかなり旨いところにポリポリとした歯応えが楽しい浅漬の人参・大根の甘酢漬け、卵焼きが入ってオニオンソースと合わさり、魚好きにはたまらないアジアンテイストのバーガーに仕上げてあります。
これはもっと千葉県がテコ入れをして有名になるべきメニュー。
ビーフバーガー
ではお肉好きには何を提供してくれるのか。
この蓋をパカッと開けると
手前に見える小さなスキレットに入ったスモークチップからの煙が、モクモクフワーッと飛び出してきます。
バーガーは伝統的かつ間違いないBLT+パティですが、前述のふわっとしたスモークを文字通り纏って、最高にエモいバーガーです。あと10分も経てば消えてしまうような儚さがある一方で、バーガー全体を縁取るような確かな存在感。このレストランを訪れるべき価値がそこにあります。
病院敷地内のレストランでここまでのクオリティは正直予想以上でした。ちょっと調べてみたら、東京の白金や代々木上原、自由が丘といった錚々たる地に展開するレストランの関連なのだそうです。これは千葉あるあるのお得な香りがしますね。
密林の奥地に分け入り、猛獣と戦って、命からがらやっとたどり着くようなエルドラド。道を間違えないように、宝の地図(orスマホ)を手に出かけましょう!
ごちそうさまでした。
営業時間・電話番号など
名称: MOKU -Grill&Laboratory-
住所: 千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学亥鼻キャンパス内
電話番号: 080-5824-7934
営業時間: Lunch 11:00〜L.O.15:00、Cafe 15:00〜17:00、Dinner 16:00〜21:00(L.O.20:00)
定休日: なし
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