最近食育が注目されています。渋谷学園幕張中学の入試問題でも、日常的にちゃんとお魚を見たことがある子供でないと解けないような問題が出たりもしていて、紙の上だけでない現実に根ざした知識を子供に教える必要があります。さらに欲を言えば、そこで大事にしているSDGsについても学んでほしい。
そんな難しいことを考えたかどうだか実はよく覚えていませんが、採りたてのたけのこでタケノコごはん食べたいじゃないですか。
<スタッフの方に撮影・掲載ご許可いただきました>
アクセス
千葉駅から来るまで50分程度
犬飼神社脇
料金
1人1000円で竹の子1本付(超過分は600円/kg(時価)にて販売)
鍬などの農具は貸してくれます
汚れても良い服装。虫もたくさんいる山に入るので帽子・長袖・長ズボンが望ましい。長靴もあればより良し。着替えもあった方が良いと思われます。
その他、飲料水、タオル・持ち帰り用のビニール袋あるいはダンボール等(下記参照)を用意
体験レポート
電話にて予約。小さいとはいえ竹林の斜面を登るので、天気は晴れ予報を狙いたいところ。
犬飼神社が右手に見える奥の斜面に集合です。集合時間は10時と聞いていたのですが、9時50分にはご覧の如くすでに始まるっぽい雰囲気。竹林の再生や、竹細工・竹製品など持続可能な里山のあり方を追求するNPO法人「竹もりの里」さんが主催です。
まずはスタッフさんたちのデモンストレーション。
ちょいと頭が出たタケノコを見つける。周りの土をどけてみる。タケノコの反りを見て、どちらに根があるかを判断。
タケノコを傷つけないように少し離れたところから掘っていって、根っこが確認できたらそこに向かって鍬をズドン!!文章で書くと簡単なようですが、我々まず道具の使い方・身体の使い方から慣れてませんから一つ一つの動作が新鮮です。
スタッフさんたちの教え方がとても上手で、子どもたちもうまく乗せてくれます。
見つける。見つけるのも意外と大変。一面に落ち葉が敷き詰められているので、地面から少しだけ顔を出しているくらいだと落ち葉がちょいと持ち上がっているだけにしか見えません。なのでちょっとでも落ち葉が持ち上がっているように見えたらサササと寄って行ってイノシシのごとく落ち葉をどけてタケノコの頭を探します。
見つけたら周りを掘って掘って、根っこまで出したらそこに鍬をズドン!たまに根っこの上の方に鍬が入っちゃったりして。
大物、獲れたどぉぉぉぉぉおお!!
1時間ちょっとの楽しい時間。全身に運動した爽快感が溢れます。
たくさん採れたら計量タイム。1人1つ無料で持って帰れるので一番大きなのを無料枠にしていただきました。お買い上げぶん6.5キロ=3900円のお支払いと、参加費大人1人1000円ですので2人で2000円、合計5900円。体験・指導・お土産、全部合わせたお値段としてはお値打ちというほかないですね。お世話になりました!!
自宅分を確保したら、近くのクロネコヤマト集配所(市原南センター)に寄って実家にも急いで送ります。こちらの写真が集配所にあったタケノコを送るときの梱包の仕方。集配所で箱は購入できますから、新聞紙とビニール袋とガムテープは持参しましょう。
終わったのが11時過ぎなので、この後養老渓谷方面へ車を走らせます。
養老渓谷駅近くの「酪」というパン屋さんに美味しいパンを昼食に、さらに少し奥に進んで養老温泉滝見苑の日帰り温泉施設である「ごりやくの湯」でひとっ風呂。
家に帰ったらタケノコの根と頭を切り落として米ぬかと煮てアク抜きしてお料理に。
旬のタケノコ掘りで収穫の喜びを体験し、美味しいパンとお肌ツルツル養老温泉。これを最高の休日と言わずに何というのでしょう。ああ千葉に住んでいて良かったぁぁああーーーと思える一日でした。
営業時間・電話番号など
名称: 竹の子堀り体験 『NPO法人竹もりの里』
住所: 千葉県長生郡長柄町鴇谷285
電話番号: 080-5438-2411(鹿島さん)
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