パソコンやスマホに向かう時間が増えるにつれ、だんだん眼がしばしばするようになってきました。
珍しい話ではないようで、パソコンやスマホなどを長時間見ていると目がしばしば、涙が出てくる、頭が痛くなるという話もよく聞きます。
そんな中で、E-inkが目に優しくオススメ、という情報を聞き興味を持ったのがきっかけです。
使ってみると、たしかに眼がしばしばししたり頭が痛くなりにくい。体感として、明らかな違いがあります。今のところ、自分の中では、光を長い間みつめていれば眩しいから眼が疲れる、それに対してE-inkは印刷された紙を見ているのと同じで自分で発光していないだから疲れにくい、と理解しています。それくらいしかわからないので、目の前にある現象を素直にレポート。
というわけで、液晶とE-inkの見え方の違いについて見たものそのものをお伝えします。手元にある液晶代表として真ん中にiPad pro(2017)をはさんで、E-ink軍団としてAmazon Kindle Oasis(左上)と、BOOX Nova2(左下)、BOOX Note2(右)を並べてみました。
まずは部屋の中での見え方です。(なお、画面表示の例として小説については夏目漱石著「こころ」、漫画については佐藤秀峰著「ブラックジャックによろしく」を使用させていただきました。)
やっぱりiPad proの画面はキレイに見えますね。比べるとE-inkは軒並み少し薄暗い感じに見えますが、実際はよほど部屋が暗くない限り見ずらいことはありません。
一転、晴れたお外となるとあら不思議。
液晶が光負けして暗く見えるのですね。方式の違いがわかります。
E-inkにはフロントライトがついており、暗いところで全く見えないわけではありません。
いつも私は上に書いた理由でフロントライトつけずに使っているのですが、フロントライトつけた場合ってやっぱり光を見つめることになるのでしょうか??
私にはこれ以上わかりませんが、実感として、少なくとも自分の眼には合っているということは断言できます。
何ならE-inkで本を読む方が、液晶画面で本を読むよりも文章を深く理解できる気がします。
また、動画表示に関して、E-inkは白黒であることに加えて、表示書き換えが遅くコマ送りのようにカクカクしてしまうことが弱点として挙げられていますが、私にとっては、表示が遅く動画が見れない、スクロールも苦手、対応アプリが少ないというデメリットは、勉強や仕事に集中するという目的においてはメリットに早変わりすると思っています。
現在これにBoox Nova3 Color(7.8インチ)が加わり、上記kindle、Nova2、Note2と合わせて4台ものE-inkデバイスを持っているわけですが、どれも一つだけで完全無欠で他は要らないというものはなく、用途と気分に合わせて取っ替え引っ替え楽しんでいます。これらの比較は次回やります。
Onyx BOOX
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