このコロナ下でおうち時間が増えたのは良いのですが、長時間パソコンやスマホの画面を見ることが増えました。
その結果、まず出てきたのは目のチカチカと頭痛で、それはここやここで書いたようにE-inkタブレットを使うことで解決しました。
次の段階。
E-inkと非常に相性の良い「なろう小説」に嵌ったのも影響して。
快適にデジタル作業が長時間できるようになった結果、読書時間が増え、首の後が異常に凝るようになりまして。
いわゆるスマホっ首。
常に首をコキコキ回しているような某タレントさんのようになってしまいました。
そこで見かけたのが最近話題の聞く読書。
通勤時間やジョギングのお供に、って流行り始めているそうです。試してみると、これがおもしろい。普通小説や新書を読むときって、口に出さなくとも頭の中で音読している人が多いと思うのです(速読訓練ではまずこの“頭の中の音読”をやめると聞いていますが、あくまで我々普通の人は)が、これがラジオドラマを聞いているように、逆に音声から文字が浮かび、情景が浮かびます。テレビドラマを録音したものを聞いても同じ体験はできません。なぜなら、テレビドラマは映像があることを前提に作られており、この聞く読書は映像がない前提で作られているから。想像力がフルに働くので、より身近に、リアルに息遣いも感じられることも。一旦試してみると、この微妙な感覚がわかっていただけることと思います。
聞く読書を提供しているサービスはいくつかありますが、2大巨頭はAmazon AudibleとAudiobook.jp。
まずは最も大きくメジャーどころを抑えている定番のサービスからということであれば、Audibleとなります。書籍の蔵書量はほぼ横並びですが、有名な新書をいち早く取り入れてくるところはさすがとしか言いようがありません。対してAudiobookですが、聴き放題に魅力を感じる方はこちらの方が好きかも。これって、本屋さんで本を買うという時に、買うものを決めてそこに一直線に行くヒトか、店員さんのおすすめや平積み話題の本をペラペラめくりながら選びたいヒトか、と同じことに思えます。
Amazon Audibleを試してみたい方は、Audible無料体験からどうぞ。ちなみに、試してみて合わないということであれば、Audibleのメイン画面最上段に表示されている「○○○さん、こんにちは!」のプルダウンメニューにある「アカウントサービス」内、会員情報下のわかりやすいところに「退会手続きへ」のリンクがあり、特段のペナルティなく退会できます。
Audiobookを試してみたい方は下のバナーから、これも初回30日間無料お試し可能です。
両方試してみた結果として、前述のようなライトノベル好き、および池井戸潤好きにはやはりaudibleの方が聞きたい本が多かったです。結局、ピンポイントに自分の聴きたい本がレパートリーにあるかどうかが基準になると思います。
なお、私が今まで聞いたタイトルで面白かったものは、
・謎解きはディナーのあとで
・空飛ぶタイヤ
・七つの会議
・問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい
・Pick three
・嫌われる勇気
となります。やっぱりラジオドラマ系とビジネス自己啓発系が「聞く読書」と相性良いですね。
ちなみに全部2倍速で聴きました。自分が黙読しているときのスピードに合わせているような感じです。
慣れてくるともう少し速くいける? そうなると逆に頭の働きの方も速くなるのでしょうか。おいおい実験してみたいと思います。
いま病院などの長ーい待ち時間やスキマ時間、眼や首が疲れて、それでもヒマで困っている人へ。
プラスアルファ人生が豊かになる方法のご紹介でした。
コメント